タイムレコーダーは、企業に出社する人の勤怠管理を行うために長年使用されてきた機器です。
勤怠管理はその人の出社日数や時間を記録するものなので、公平な給与計算やシフト管理にはなくてはならないものです。

日本においてタイムレコーダーは1931年に現在のアマノ株式会社によって作られた製品が第一号として登場しましたが、そのときに採用されたカード差し込みによる打刻式タイムレコーダーは長く使用をされ続けることになりました。

現在ではタイムレコーダーの生産メーカーとしてアマノ株式会社の他、マックス、nippo、セイコーといった数多くのメーカーが登場してきており、各社独自の利便性を打ち出した製品を開発しています。

日本が高度成長期にあった頃には、国内産業のほとんどが工業労働によって行われていたため、タイムレコーダーにはそれほど高機能性は求められてはいませんでした。
ほぼすべての従業員が一斉に出社をし、朝と夕方の帰社時に打刻をするという非常にシンプルなものであれば十分に機能を果たすことができていたのです。

ところが、時代は代わり産業構造とともに多くの人の働き方に多様性が出てくることで、一元的にしか管理ができないシンプルなタイムレコーダーでは正しく公平な勤怠管理ができないという状況も出てきてしまいました。

打刻のみを行うタイプのタイムレコーダーでは、月末に集めたカードデータを見ながら管理担当者が一人ずつ別紙に打ち込みや計算をしなくてはならなかったので、とても手間がかかるとともにミスが起こる可能性も高くなっていたのです。

そこで、数年前からシェアを伸ばしてきているのが高機能タイプのタイムレコーダーです。

新しいタイムレコーダーではカードを差し込むことで打刻をするようなタイプではなく、ICチップを埋め込んだカード(社員証など)をスキャンするタイプのものや、携帯電話・スマートフォンをかざすだけで記録できるもの、他にも指紋や静脈といった個人の生体情報を認識するものなど、かなり多くの方法がとられるようになっています。

また記録もチェックと同時にサーバーに情報が送られるようになっており、リアルタイムでシフトや勤怠状況を知ることができるようになっています。

現在も急激に進化を続けているタイムレコーダーですが、最新式のタイプにはどのような種類があるのでしょうか?

このサイトではタイムレコーダーシステムの種類を紹介していくとともに、どういったときにはどんなタイプがおすすめかといった実用面についても説明していきます。